Voice of a graduate奨学生の声

— 後輩へのメッセージ —

男性

人間文化学部
人間文化学科
3年

「私の大学生活」

私はこの二年間、大学で心理学を中心に勉強してきました。その中で私は、グリーフケアについて興味を持ちました。グリーフとは悲嘆という意味で、大学では主に死別の悲しみについて学んでいます。私自身も父を病気で亡くしているため、この学習は自分の人生を振り返るための貴重な時間ともなっています。三年生になった今年は、グリーフケア等の命に関する問題を研究テーマにし、より本格的に学んでいく予定です。

また、私は心理学同好会というサークルに所属し、昨年度は一年間部長として活動に励みました。主な活動内容としては、心理学に関するテーマについて各自で調べてプレゼンテーションをします。自分の考えを述べたり、他者の意見を聞くことで、授業では得ることのできない経験ができます。

大学生活では、受身ではなく積極的な姿勢が望まれます。充実した大学生活を送るために、そのことをこれからも意識していきたいです。

「大学院生活をふりかえって」

臨床心理士を目指して大学院へ入学しましたが、今ふりかえってみると本当に周りに支えられた2年間だったと感じています。心理士の仕事のひとつとして、相談に来られた方の支えになるという役割がありますが、誰かを支えるということは自分が支えられる体験があってこそなのだと実感しました。

2年間を通して、ご指導頂いた先生方、同じスタート地点から一緒に過ごした院生仲間、家族といったたくさんの方々の精神的な支えがあったからこそ、無事に卒業を迎えることが出来たのだと思います。もちろん知識や技術といった面も重要ですが、それだけでなく、人とのつながりという最も大事なものを学ばせて頂き、本当に充実した2年間を過ごすことが出来ました。感謝しています。

悩みや挫折しそうになる時は絶えませんが、周りとのつながりを大切にし、これから支えることの出来る心理士になれるよう努力していきたいと思っています。

女性

臨床心理学専攻
卒業

男性

工学部
循環システム工学科
3年

「何事にも全力で」

大学生には時間がたくさんあります。これは大学生の大きな特長の1つだと思いますが、この時間をいかに有効活用するか、それ次第で大学生活が充実するかしないか大きく変わると思います。勉強をしっかりやるのももちろんですが、部活動・サークル活動に参加することも、他学年の人と多く接する機会にもなり、様々な刺激を得ることもできるし、コミュニケーション能力が身につきます。実際、私自身もサークルに入って良かったと思うし、たくさん得るものがありました。

また、空いている時間を利用して旅行するのも良いと思います。普段とは違う世界に触れることで、自分を大きく成長させてくれるし、時間のある時にしかなかなか出来ないので、大学生活の間に旅行するのはおすすめです。

ただ、今まで私が言ったことは自主的に動かないと何も始まりません。後輩の方々には自ら何か一歩踏み出して、大学生活を送ってほしいと思います。